昨今、TeXは、日本語環境であっても、TeXlive 突っ込んで使うのが一番楽ちんです。
相変わらずTeX使ってます。論文書いているからというのもあるのだけど、以前からTeXには愛があるので。過去数年はMacPortsでビルドしたpTeXが、ほぼ安定していたのでそれを使っていました。たまーに、アップデートしそこねがあってビルドできなくて大変な目にあうこととかありましたが、ここ2年ぐらいは、かなり安定していたと思います。
で、今や、TeXliveに pTeXも dvipdfmx も入っているので、それを使うのが一番と思います。TUGが作ってるパッケージであるし、ソースからビルドは重たいですからね。Macの場合は、TeXliveのMac OS X用パッケージであるMacTeXを入れます。
CentOSとMacで使っていますが、快適に使えています。
注意点があるとすると、
アップデートはしない。2011を入れたままで使うのが吉。アップデートすると、たとえば、CID フォントのマップファイルが壊れたりして、色々動かなくなる(たとえば、dvipdfmx が rml 見つけられない事故とか)。恐らく、正しく設定しなおせば動くと思うけど、2011を素のママ使うのがオススメです。7月には2012が出るので、それを待てば良い。僕の場合は、インストールしなおして対処した。
CentOSで入れる場合、パッケージの選択を誤ると、日本語が正しく出なくなります。フルインストールするか、Medium scheme を選んだ上で、US/UK EnglishとCJKのlanguage schemeを選ぶと、問題ない感じです。
Macの場合は、今のところデフォルト設定で突っ込んで使っています。今もやり直してみたけれど、大丈夫。
ということで、理由が無い限り、迷わずTeXlive使いましょう。