ことしの初仕事というわけではないですが、2.65 にバージョンアップするのにあたり、オリジナル版の修正点をdiff とって、にらめっこしてみました。ご参考まで。
なお、extlib の下と documentは対象からはずし、MovableType本体のみについて、です。
ConfigMgr.pm
- IgnoreISOTimezones オプションの処理追加
(XMLRPCServer.pm の変更の関係)
Context.pm
以下のテンプレートタグハンドラを追加
- IfNonEmpty
- EntryModifiedDate
加えて、以下の処理の修正が入ってます。
- MTBlogHost ホストで url 取り出すときに、port番号指定をしていても正しく取り出せるようにした。
→ そういえば、今のコードでは、IPv6 場合はまずいですなぁ。。
- エントリの修正日付をコンテクストで取り扱えるように
(EntryModifiedDateとの兼ね合い)
- 一部 perl での書き方の修正(本質に差は無し)
- MTDate と MTEntryDate の属性タグで utc=1 を指定すると、gmtime を用いて、GMT日付で文字列を返すようになった
- MTGoogleSearch で、SOAP::Lite の呼び出し時のエラー処理を改善 (eval で wrap)
XMLRPCServer.pm
この件は、コチラで少し書いていますので、サマリだけ
- XMLRPCServer オブジェクトの生成に失敗したときの挙動の修正
- ISOフォーマットのタイムスタンプの解釈時に、タイムゾーンの解釈を入れた
- Postするときのカテゴリ解釈のバグ修正
default-templates.pl
MT.pm
mtsendentry.cgi
- to/from に改行(CR あるいは LF)コードとカンマが入っているケースで、はねるように変更
- message パラメータ250文字以上の場合にエラーとするように変更。
日本語版パッチでの差分みてみないとイケナイですが、日本語化に関係する部分にはあたっていないように思われます。
もう少し調査すすめてから、このサイトもバージョンアップする予定です。