しばらく前からさくらのVPSを使っていたのですが、調子が良いので、自宅での常時運用サービスを、概ね移してしまいました。もともと、震災の前から準備してたのだけれど、良い機会だったので一気に移動。全部ZFSにしたかったので、やってみた結果、うまくいったので書いておきます。

最初の980円のプランのころは、試すかどうか迷っていたんだけど、FreeBSDを動かせるようになった時点で試しはじめました(最初は512のプラン)。昨今Linuxでも結構慣れてるんだけど、より使い慣れていて、想定外で困る事がないので、やはりBSD系は助かるのです。しかし、20Gだとメールサーバを動かすのには容量不足でした。きっとそのうち容量増のプランが出ると思ったら、でてきたので早速実験。

容量計算すると、50G の UFSあれば、当面足りると思っていたので、VPS 1.5G(2core, 1.5GMem, 50G) プランを試してみたんですが、困ったことにディスクが2個に別れていて、20G + 30G の構成なのです。容量増えても1個目は20G。。これにはまいりました。

一方、インストールするときはPXEboot イメージでのブートのため、Fixit環境をつくれないのです(これは改善要望だそう。。)そのため、現在入ってるディスクに入っているものをインタラクティブに修理するのは結構大変。

ということで、諦めて大きめのプランに切り替えて、ブート側ディスクは使わないということにしたら、結構良い感じになりました。

インストールは、こんな感じでやった

  1. FreeBSD 8.1 を1台目にインストール (現状のブートイメージは8.1)。MBRにはブートセレクタを忘れずに入れておくこと。
  2. FreeBSD 8.2 の iso イメージをダウンロード (tar.gz でもOK)
  3. このエントリを参考に、2台目にFreeBSD 8.2ベースで、GPT+zfsbootなブート環境作る。なお、8.1 で作ってからfreebsd-updateするのも試しましたが、問題ないです。8.1 も 8.2 も全く同じに使えます。
  4. 2台目からブート。ブートセレクタは覚えてくれますから、以降は、トラブルシュート時以外は1台目は忘れる。

さらに、オプションですが、ブートできたら、1台目に同様にGPTパーティション切って zpool add してしまえば、2台で一つのプールで使えるようにできます。短期運用予定のサーバで実験的に作ってみましたが、全く問題無く動きます。

何点か注意点を。。

  1. 2個ともZFSにしてしまうと、前述のごとく、PXEbootでFixitつくれないので、ブート環境が壊れると、復旧が相当難しいと思われる(多分さくらの中の人にたすけてもらわないと無理)。zfs.ko をkldloadできるかどうかが問題なんだけど、方法あるかな。ともかく、覚悟が必要です。

  2. 契約が済むまでは、OP25制限がかかり、サーバから見て外向きの帯域が2Mbpsに絞られます。この制限は、支払いが完了した後の営業日の17時以降に解除される。

  3. 契約は最短3ヶ月です。僕みたいにOP25制限外したくて支払い済ませてから気が変わると勿体ないことになります(汗)

ところで、VPSでZFS使うことの美点は、バックアップが楽な点。zfs send | bzip2 とかして、バックアップすることが容易です。結果、移設もとっても楽。スナップショットで完全にフリーズされているので安全。メリット大きいかもです。


blog comments powered by Disqus